賃貸経営の本質とは


私は、不動産の賃貸経営を一般的な商売いわゆる事業経営と同じものだと考えています。ですから、単に箱物を用意したら家主さんの仕事は終わりという訳にはいきません。

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「不動産」には所有者や居住者(賃借人)の「思い」が反映されるものだと私は思っています。つまり、所詮賃貸物件だからとか、収益性が悪いからとか、いろいろな理由をつけて大切な資産に対して一切の思いや手間隙をかけず、単に「金のなる木」として保有したならば、その不動産からは決していい果実は生まれないと私は思っています。オカルト的なことをいうものだと思われるかもしれませんが、これは、きっと真実です。長年不動産業界に携わり、様々な案件・お客様と関わってきた中で自分なりに腑に落ちた考え方でもあります。住宅においても然り、事務所や店舗などにおいても然り。「不動産」には、そこで生活・仕事をする人たちの「暮らし」というものがあります。つまり、生活・仕事を行うための源泉なのです。

そういう意味で考えると、不動産賃貸業という事業は、本当に社会的に意義のある事業であると思っています。ですから、不動産オーナーの皆様には、家主としての立派な考え方を持っていただき、入居者に愛され、街に愛され、大いに賃貸経営を繁栄させていただきたいと思っています。

ご自身の賃貸経営を伸ばす要因として、5つのポイントをご紹介いたしますので是非参考になさってください。

  1.  不動産オーナーとしてのビジョンを明確にする。不動産の賃貸経営は、立派な事業であることを認識する。
  2.  賃借人の豊かな暮らしを願う。不動産オーナーとしての考え方(ビジョン)を明確にする。
  3.  仲介業者および管理会社とのコミュニケーションを図り、市場マーケットを認識する。
  4.  顧問税理士とのコミュニケーションを図り、財務内容を認識し、経営計画を立てる。
  5.  利益が出たら、建物の修繕維持費に費やし建物の価値を高める。

賃貸運営のサポートをお求めの際には、是非ご用命ください。素晴らしい考え方を持った不動産オーナーとの出会いが、我々不動産事業者の繁栄につながるものと信じています。